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2020年のクリップ一覧逆順[4件]

▶NASのHDDを交換しました。

《カテゴリ:近況

我が家で使っているNASはアイ・オー・データの「HDL2-AA8」という機種で、
これには4TBのHDDが2基搭載されています。

2基のHDDをそのまま使い、8TBの容量を確保する使い方もありますが、
万が一HDDが壊れた場合、すべてのデータが失われてしまうリスクがあるため、
うちの場合、2基のHDDに同じデータを保存し、
片方のHDDが壊れてもデータが失われない「ミラーリング」という設定で運用しています。

そのため、データを保存できる容量が最大4TBになるわけなんですが、
いろんなデータを保存しているうち、いよいよ残りのディスク容量が10%を切ってしまいました。



これはそろそろまずいと思い、今回新たに6TBのHDDを2基用意し、
容量をアップさせる作戦を実施しようと思います。


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【交換用HDDの選定】
 アイ・オー・データ指定の交換用HDDはちょっとお値段が高め故、
 今回は自己責任のもと市販品の中から、ウェスタンデジタル製の「WD60EZAZ」という6TBのものをチョイスしました。
 

 ネット検索する限り、同じHDDに交換して正常に使えているという情報は確認できませんでしたが、
 NAS購入時から搭載されていたものと同じ「WD Blue」というシリーズのものだったので、
 おそらく大丈夫だろうという予測のもとに購入した次第です^^;


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【交換作業】
 このNASは「拡張ボリューム」という独自のミラーリング方式を採用しているため、RAID1によるミラーリングと違って、
 2つのHDDを1つずつ容量の大きなHDDに交換することによって簡単に容量アップができる仕様になっています。
 (このNASは設定変更することで通常のRAID0やRAID1も使えるので、作業前には必ず現在のRAID状況を確認しましょう)

 そのため、結論から言えば・・・
 取扱説明書の手順通りに交換したら何の問題なく容量アップできましたw
 HDD故障時の手順ではありますが、交換方法の動画もあるので、不安な方は参考にされるとよいかと思います。

 以下、ざっくりと交換作業の様子の写真をアップします。


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(1)
 HDDが故障しているときは早く交換したほうがいいんでしょうけど、
 今回は時間的余裕があるので、しっかり外付けHDDヘバックアップ。
 バックアップが終わり次第、NASをシャットダウンし各種ケーブル類をいったん取り外します。
 

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(2)
 上ぶたを外し、交換するHDDを露出させます。
 

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(3)
 片方のHDDを取り外し、HDDについているステーを取り外します。
 

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(4)
 新しいHDDに外したステーを取り付け、NAS本体に戻します。
 外した上ぶた・ケーブル類も元に戻し、いったんNASを起動させます。
 

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(5)
 設定画面より交換したHDDが正常に認識していることを確認し、
 ミラーリングの再構築を待ちます。(データ量が多い場合は半日程度かかる場合もあります)
※この時点ではまだ使用できるディスク容量は増えていません。
 

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(6)
 再度NASをシャットダウンし、同じ手順でもう片方のHDDを交換する。

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(7)
 配線を元に戻し、NASを再起動。 あとは、ミラーリングの再構築が終われば作業完了です!
 

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【その後】
上記の通り、取り付けたHDDはメーカー指定品ではありませんが、交換後も特に変わらず安定稼働しています。
コストを抑えつつ容量アップしたい場合は、市販HDDの活用も検討してみてはいかがでしょうか。

なお、当然のことながらメーカー側が推奨している方法ではないので、行う際は自己責任でお願いしますw

No.10 : Posted at 2020年11月22日 11時29分51秒 - Parmalink - (Edit)

▶備忘録:スリープ・休止状態のWindows10PCが勝手に起動する

《カテゴリ:備忘録

PCをスリープ状態にしているときに、マウスやキーボード等を特に触れていなくても勝手にPCが起動してしまう場合がある件。

当初、「Wake on LAN(ネットワーク経由でPCを起動させる機能)」が悪さしているのかと思い、
BIOS上からそれらしいところを無効にしても勝手に立ち上がることが頻発していたのでググってみたら、それらしい記事を発見。



デバマネから該当と思われるデバイス(有線LANアダプタ・マウス・キーボード等)の
「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」をOFFにしてあげるという方法もあるのかー。
ちょっとこの設定で様子を見てみよう。

No.12 : Posted at 2020年12月07日 22時38分45秒 - Parmalink - (Edit)

▶備忘録:iOS/iPadOS端末で端末上に表示される自身のMACアドレスと接続先ルータ側で表示されるMACアドレスが異なる

《カテゴリ:備忘録

iOS/iPadOS14以降に搭載された「プライベートWi-Fiアドレス」機能により、
接続するSSID毎に、本来のMACアドレスではなくランダム生成されたMACアドレスを通知して接続する。
(本機能はデフォルトで有効)

そのため、環境設定上に表示される端末側のMACアドレス(Wi-Fi側)と、
接続先ルータが認識するMACアドレスが異なる可能性がある。


※Wi-FiルータのMACアドレスフィルタリングや、DHCP割当等、、
 MACアドレスを用いてアクセス制御をする際に特に注意が必要。

 ただし、iOS/iPadOSを14にする前から接続したことのあるSSIDについては、
 ランダム生成MACアドレスで当該SSIDに接続できなかった場合、
 自動的に本機能をOFFにし、本来のMACアドレスで再接続を試みる模様。
 https://support.apple.com/ja-jp/HT211949

No.15 : Posted at 2020年12月31日 22時10分48秒 - Parmalink - (Edit)